皆さんはiPhoneを買い換えるときどのように端末を選んでいますか?
ショップの従業員にオススメされたから、という理由で選んでいないでしょうか?
それでもいいですが、自分で選んで決めるようにした方がその後iPhoneを使う上で色々と理解が進みやすいです。
そこで今回はiPhoneを買い換えるとき何を考えればいいのかを解説していこうと思います!
目次
まずはどんなときにiPhoneを買い換えるべきか、なんとなく機種変更しようと思っているけど本当に機種変更するべきか考えましょう。
まずこれらが機種変更するタイミングに多い状況になります。
まずバッテリーがへたっている場合ですが、これはバッテリーの交換で基本的に解決できます。
そのほかの理由との兼ね合いで機種変更した方がいい状況のこともありますが、単にバッテリーがへたっているだけであれば修理も検討しましょう。
正規店で修理をする場合だと時間がかかってしまう、費用がネックになる問題がありますが、非正規店では当日中にすぐ修理が済むことも多いのでケースバイケースで検討してみてくださいね。
次に画面が割れている、あるいはそれ以外に故障箇所があるという場合です。
iPhoneに限らず、スマートフォンは消耗品です。
どんなに大事に使っていても壊れるときは前触れもなく壊れてしまいます。
故障の状態にもよりますが、バッテリーがへたっている場合と同じで、費用とのバランスや修理するしないでのメリット、デメリットで判断してください。
残り二つですが、ついてきてくださいね。
次は容量が足りない場合です。
これは本体に保存している写真をPCやクラウドに保存することで改善したり、使用していないアプリを削除することでも解決できますが、それが難しい場合は使用中のiPhoneより容量の大きい機種に買い換えましょう。
容量いっぱいまで使ってしまうとiPhoneの動作が不安定になってしまったり、容量がいっぱいの状態で一度電源を落とすと次起動するときにリンゴループという状態になって、iPhoneを初期化(データを全て削除)しないといけなくなってしまうこともあります。
もし容量が足りなくなりそうなときは早い段階で対処しましょう。
最後は新しいiPhoneを試してみたいという方です。
これは思い切って買い換えしてしまいましょう!
本来買い換える必要のない状況でも、新しい機能に興味があったり、試してみたいと思ったら、個人的にはぜひ買い換えてみてほしいです。
あとは同じiPhoneを3年以上使っている方はそろそろ買い替えを検討していい時期です。
もし不便に感じていなければそのまま使っていてもいいのですが、新しいテクノロジーに触れないでレガシーなものに囲まれて、それを良しとしてしまうとどんどん取り残されてしまうので、どんどん買い換えるのもいいと思います。
iPhoneを買い換えるべきかどうか分かったところで、次は自分のiPhoneがどのような状態になっているか確認しましょう。これは、買い換えたあと後悔しないためにも必ず必要な作業なので、必ず押さえておきたいポイントです。
スマートフォンを買い換えるに当たって特に重要なのは以下のポイントになります。
アンドロイド搭載のスマートフォンを使用している方だと上記以外にもCPUやメモリのスペックは?と思うかもしれませんが、iPhoneの場合は基本的にあまりスペックを気にする必要はないことが多いです。
というのも、基本的にiOSに対応するアプリはiPhoneで動作することを想定して開発されるので、現行のモデルを購入すれば大抵の場合はスペックが足りなくてアプリがまともに動かないということはないです。
アプリによってはそうもいかないこともありますが、そこまで動作の重たいアプリを使いたい方であればこの辺の判断を自分でできないということはないと思うので今回は考慮しないで説明していきます。
まずは容量の確認方法ですが、設定アプリを開いてください。
そこで一般>iPhoneストレージの順で設定を確認していくと今どれだけ容量を使っているかが確認できます。
一番上に棒グラフのようなものが表示されるのですが、その右上に「使用済み:◯◯GB/××GB」と書かれていると思います。GBというのはデータの量の単位のことで、右側の数字がiPhoneに保存できるデータの量、左側の数字が今iPhoneに保存されているデータの量が記載されています。
新しいiPhoneを買うときは左側の数字よりも大きい容量のiPhoneを購入しましょう。
また、iPhoneを使用しているとだんだん必要な容量が増えていきます。
例えば新しいアプリを使い始めたり、写真を撮ったりしても徐々に容量を消費していくので、例えば使用中の容量が50GBある人が64GBしかストレージがない機種を買ってしまうと、せっかく買い換えてもすぐに容量が足りなくなってしまいます。
次はディスプレイのサイズです。
これは自分の好みで選ぶ部分になるのですが、例えば画面の大きい機種は老眼などで画面が見えにくくなっている方に人気ですし、画面の小さい機種は、できるだけ軽い端末が欲しいという方や、手が小さい方にオススメです。
これに関してはどんな人だからどれがお勧めということはないので、自分が使いやすいと思うものを選ぶようにしてください。
最後は自分の主な用途から選ぶ、という視点です。
例えば軽い調べ物や連絡手段程度の使い方しかしていない人にはハイエンド機種はお勧めできず、そんな方がハイエンドモデルを購入しても、ほとんどスペックを持て余してしまいます。
さらにデメリットを言うと、ハイエンドモデルは、ローエンド、ミドルエンド機種に比べて重量が大きくなりがちです。
どうせ買うならいいものがいいと思うかもしれませんが、3年ほどで買い換えることを考えるとその時に合わせて必要な性能のものを買ったほうが無駄がないです。
オーバースペックで金額も高く、しかも重たい端末を毎日持ち歩くことが幸せなことかよく考えて選びましょう。
現在AppleStoreで購入できる現行のモデルはどんな人にお勧めできそうか、私なりの考えを紹介するので、これから機種変更をしようと思っている方は是非参考にしてください。
まず記事執筆時点(2020/06/30)に販売中のiPhoneは以下の通りになります。
以上の4機種で、さらに容量が別々にあります。
まずはこの4種類のうち自分がどの機種を買うべきか考えていきましょう。
この中ではiPhone11Pro/ProMaxがハイエンドモデルになります。
これを購入するべきなのは比較的には少数派だと思っていいです。
この機種を買うのは特にカメラの性能を意識する方や、最新のゲームをプレイすると言う方、あとはiPhoneをステータスとして購入している方です。
次にiPhone11とiPhoneXRです。
この二つはほとんど同じ機種だと思って差し支えありません。
詳しく説明すると、iPhoneXRの後継機種がiPhone11になっています。iPhone6とiPhone6sの違い程度のものと思っていいです。
この二つの機種は同じ容量のモデル同士で比較すると1万円ほどiPhone11の方が高くなり、その金額差で受けられる恩恵はカメラの性能がiPhone11の方が高いと言う点と、iPhoneXRにはない256GBのモデルがあるという点です。
カメラの性能に関しては大きな差があるので、よく写真を撮る方であればiPhone11を選択してもいいと思います。
性能的には一般的な用途ではそこまで差が出るとは言えないのでiPhoneXRを選んでもほとんど後悔することはないと思います。
最後はiPhoneSE(第二世代)ですね。
この端末はとにかく安い端末が欲しいという方、ホームボタン付きの機種が必要で、顔認証は使わないという方、主な用途は調べ物や連絡手段という方ですね。
個人的にオススメしたい機種でもあります。
オススメする理由は次の章で触れるので気になる方は是非読み進めてください。
ここからは蛇足がちょっと増えるので興味のある方向けの内容です。
ここまで買い替えるにあたっての解説をしてきましたが、実は今はあまり買い替えるタイミングには適していません。
というのは現行のiPhoneでは5G回線に対応している機種が発売どころか発表すらされていないからです。
ただ、リークの情報から今年新しく発売される機種では5Gに対応するのはほぼ確定だと言われており、実際に状況から考えても今年対応しないことはさすがに考えられません。
5Gが使用できるとどんなメリットがあるかというと、今一番言われているのはクラウドゲーミングです。
どういったものかというと、端末ではゲームの処理を行わず、サーバーで全ての処理を行うというものです。
また、クラウドゲーミングが普及すると、定額制使い放題、サブスクリプション式のゲームストアも増える見込みです。
また、4Kでの動画配信やIoTの利用シーンも今後増加していくと思われます。
そこで、5G回線が必要になり、例えば4G回線ではラグが大きくなったり、快適に使用できない可能性や、そもそも5G回線でないと利用できないサービスも出現するかもしれません。
4Gがサービスインして2年ほどで概ね普及したので、5Gについてもそのぐらいの期間を見ておくと、今機種変更をしてしまうと、3年同じ端末を使うとしたら後半の1年半ほど5Gが普及している中で4Gを使用しなければならない状況になる可能性が高いので、5G対応のiPhoneが発売するまでは様子見をした方がいいというのが私の考えです。
ゲームはしないし私には関係ないと思う方も多いかもしれませんが、4Gが普及してからは動画配信サービスが大きく成長しました。
通勤中や家事の合間にYouTubeを見ている方も少なくないと思います。
それと同じように5Gが普及したら新しいサービスが一般的に普及する可能性が高いので意外と侮れないんじゃないかと思います。
もし故障などでどうしても買い替えが必要な状況になっている方は、できるだけ安い機種や中古で購入することも選択肢に入れて、短期間で買い換えることになっても後悔しないものを購入することがオススメです。
ここまでは今確定している情報から判断して、今販売中の機種から選ぶという方法で機種変更を考えましたが、これだけの情報で機種変更をすると、買い替えた後に発売された機種がとても魅力的で後悔してしまうということがあります。
そこで、後悔しないためにはどうするべきかというと、リーク情報をチェックすることです。
数年前までは発表までどんな端末になるかほとんど分からなかったのですが、ここ最近は半年ぐらい前にはほとんどの情報が分かっていることが多いです。
2世代先のiPhoneまで簡単なリークが出回っていることも珍しくありません。
こういった情報にアンテナを張っておけば今買い換えるべきなのか、新しい機種の発売まで待つべきなのか判断するのに役立ちますし、新しく搭載される機能がどのようなものか知ることもできるので、iPhoneを使いこなすのにも役立ちます。
次の項では実際にリークがどのようなものかiPhone12を例にとって紹介していきます。
リーク情報を確認するべき理由を説明したところでiPhone12がどんな端末になるか今出ている情報で特に大きな魅力になるポイントをおさらいしてみましょう。
ただ気をつけないといけないのが、リークはあくまでリークということです。
これから変更になる可能性もありますし、そもそもリーク自体が当てずっぽうという可能性もあるのであくまで参考までにとどめておくのがオススメです。
それでは紹介していきましょう!
個人的にはこれが一番楽しみなのですが、現行の機種は全体が丸っこい印象ですが、iPhone12ではiPhone5のような角張ったデザインになると予想されています。
iPhone6sまではsがつくとマイナーチェンジでナンバリングが変わるとデザイン刷新という流れでしたが、ここ数年はあまり大きなデザインの変更はなかったので目新しさもあり、ドヤiPhoneするには最適です。
一応デザインの理屈としては、角ばったデザインの方が画面が割れにくくなるというメリットがあり採用されるとのことです。
これも大きなアップデートと言えるかもしれませんね。
新しいiPhoneではFaceIDに加えて、画面に触れることでも認証できるようになるかもしれません。
実は今年発売になる機種のうち1機種しか搭載されず、他の機種でも利用できるようになるのは来年かもしれないという情報なのですが、リークでもまだはっきりしておらず、判断するにはもう少し待つ必要がありそうです。
ですが、画面上で指紋認証ができるようになればFaceIDのみの機種よりはかなり便利になると思います。
例えば、マスクをしているから顔認証が使えないけど指紋認証を使ったり、手が汚れているから指紋認証ができないけど、顔認証なら使えるというシチュエーションが想像できますね。
今年は例のウイルスの影響でアップル本社から工場の位置する中国へ渡航することができず、仕様の最終決定ができず生産開始が遅れることや、生産台数に影響が出る可能性があるため、例年の発表日、発売日よりもそれぞれ1ヶ月ほど遅れが出そうな見込みです。
5Gの兼ね合いや、リーク情報、ここ数年でのiPhoneの売れ行きから今年発売するiPhoneは期待が高い割には生産台数が少なくなる見込みなので、予約が非常に取りにくくなる見込みです。
購入予定の方は予約開始時間には予約ページにアクセスできるようにしたほうがいいかもしれないですね。
以上で買い換えるとき参考になりそうなポイントの紹介を終わりにします。
ぜひ後悔のない買い物に役立ててくださいね!