iPhoneのデータ移行方法

これまでiPhoneを買い替えた時、データの移行方法で悩んだことはありませんか?

自分では移行の手順がわからず機種変更をしたショップでデータを移し替えたという方も多いと思います。

ですが、最近では基本的にデータの移行は各自で行うようにアナウンスされることが多くなってきています。

来たるiPhone12に備えて、データの移行方法をおさらいしておきましょう!

なお、今回はiPhoneからiPhoneへデータ移行をする際の解説を行います。AndroidからiPhoneへの移行や、AndroidからAndroidへの移行をする方にはこの記事が参考になる点はあまりないかもしれないのでご注意ください。

また、この記事ではとりあえず引き継ぎできればそれでいいやという方よりも、ベーシックで、そのあと使用する上でもメリットが大きくなる手段を紹介するので、御託はいいからさっさとやり方を教えろ!という方にはあまりお勧めできません。


実はそんなに難しくない!

この記事を読んでいる方は、ほとんどがデータの移行やスマートフォンの操作そのものに苦手意識がある方だと思います。

ですが、実際やってみるとそこまで難しい作業はほとんどなくて、画面に表示されている日本語が読めるだけで基本的な操作はできてしまいます。

データの移行についても同じことが言えて、画面に表示されている文章がどのような意味なのかきちんと理解できれば何も難しいことはないです。

ただ、その障害になる大きな要因はまず苦手意識と、日常生活で聞き覚えのない専門用語だと思います。

 

ですので次の章からデータの引き継ぎをする時によく見かける用語を解説していくので、ぜひついてきてくださいね!


用語解説

この章ではiPhoneのデータを引き継ぎする際によく耳にする用語を解説していきます。

そんなに難しいことはないと思うので楽に構えてくださいね笑

もし用語の解説の中にもわからない単語があった場合は、必ずその単語の正確な意味を調べるようにしてください。

なんとなくニュアンスを理解することはできても、正確に理解できていないと勘違いや間違いが起きてしまう可能性が高いです。それだけは注意するようにしてください。

 

バックアップ

まずデータの引き継ぎをする際に一番重要なものなのですが、バックアップというものがあります。

ほとんど説明不要だと思いますがこれがどのようなものかというと、本来はデータの引き継ぎというよりも、もし端末が壊れてデータが消えてしまった際に、予備として別の場所にデータを保護しておくという思想です。

この考え方をデータの引き継ぎにそのまま応用するので、データの引き継ぎをする時にもバックアップが必要になるということです。

 

AppleID

これはAppleのサービスを受ける際に必要になるアカウントです。

アプリのダウンロードをしたり、iPhoneの修理をApple直営店に依頼する際にも必要になる重要なアカウントです。

もしAppleIDのパスワードを忘れてしまったりすると非常に面倒くさいことになるので絶対に忘れないようにするか、安全な場所にメモを保管しておいたほうがいいです。

 

iCloud

AppleIDのサービスの一部で、自分のデータをオンライン上に保存したり、複数の端末から同時に同じデータにアクセスすることができるようになります。

例えばiPhoneのバックアップを保存することもできますし、iPhoneとiPadを同じAppleIDでログインして使用していれば、例えばiPhoneに新しく連絡先を追加した時に、PCなどから同期させなくても自動でiPadからも連絡先を確認できるようになります。

 

同期

これはバックアップを取る上で必要ない知識ではあるのですが、iTunesを使用する上でバックアップと混同してしまい、ミスにつながってしまうことが非常に多いです。

違いはなんなの?ということですが、バックアップはiPhoneのデータを別の場所に保管することです。同期は、例えばiPhoneとiTunes、iPhoneとiPadに保存されているデータを同じ状態にするということです。

iTunesに保存してある音楽をiPhoneに取り込む場合も同期ということになります。

わかりにくい方はこの記事だけで済まさずに、「バックアップ 同期 違い」などで検索してみるとより詳しく説明されている記事を見つけられると思います。

 


移行手段の種類

ここまではざっくりと前提知識を紹介しましたが、ここからはより具体的な内容になっていきます。

今回の趣旨としては、各自がAppleの想定しているデータの移行をできるようにするということなので、通信キャリアの提供しているデータ預かりサービスや、引き継ぎのサービスはこの記事では扱いません。

それでは移行手段の種類を紹介していきます。

人によって合う合わないがあると思うので、自分に合ったものを選んでくださいね!

① iTunesを使う

まずは一番オーソドックスで昔からある方法です。

iTunesとはPC用のソフトで、主な用途はiPhoneに保存するデータやバックアップの管理を行うものです。

元々の使い方はCDをPCに取り込んで音楽を聴いたりiPodに音楽を保存するために使われるソフトでしたが、iPhoneが普及したことでメインの使い方はiPhoneのデータを管理することにシフトしていきました。

iTunesを使用したデータ移行のメリットは、データが目に見える形で扱えるので、最も分かりやすいという点です。

逆にデメリットはPCがない場合、iTunesを使用することができないので、人によってはそもそも選択肢にも入らないということです。

 

② iCloudを使用する

最近だとiCloudを使用してデータの移行を行う方が多いのではないでしょうか?

比較的に手軽で、iPhoneがあればできるデータ移行なので誰にでもお勧めしやすいものです。

この場合のメリットは何と言っても手軽なことです。余計な道具が必要にならず、場所を選ばずに引き継ぎが行えます。

デメリットでいうと、無料で扱える容量が5GBまでであることです。

ほとんどの方の場合、写真だけでも5GB以上容量を使用していることが多く、もし5GB以上容量よ使用している場合は月額制の容量を増やすサブスクリプションに加入する必要があるので、人によってはお金がかかってしまいます。

それともう一つ大きなデメリットはデータが目に見えない形で保存されるので、キチンと理解しながら引き継ぎを進めないと後々困ってしまう場合があるということです。

このことから、手軽な割には比較的に上級者向けという難しい立ち位置にある以降手段になっています。

 

③ iPhoneからiPhoneへ直接データを引き継ぎする

これは一番最近使えるようになった移行手段で、単に引き継ぎをするだけであれば一番簡単で、なおかつ効果の高いものになっています。

BluetoothとWi-fiをオンにして、データが入っているiPhoneを、新しく使い始めるiPhoneを近くに持ってくるだけで始めることができて、iCloudでデータの引き継ぎをするよりもはるかに手軽です。

しかも引き継ぎにかかる時間もおおよそ30分から1時間程度で終わるので、ほとんどデメリットがありません。

なおかつ、データも目に見える形で扱うことができて理解しやすいです。

ここまでで非常にメリットが多く、ベストな移行手段かのように見えますが、実はデメリットもあります。

それは、この手順で移行をするとバックアップが作成されないという点です。

iTunesやiCloudを使用した移行の場合、一度バックアップを作成してから、そのバックアップを用いて新しいiPhoneにデータを移し替えるという都合上、データの引き継ぎができるようになればバックアップの取り方も自動で理解することができるので一石二鳥でしたが、この方法ではそれができないので、別でバックアップの取り方をキチンと理解する必要があります。

バックアップは誰でも、どんな端末を使っていても定期的にとっておくことが非常に重要です。

もしこの方法で移行をする場合はバックアップの方法もキチンと理解しておきましょう。

 

ここまでで以降手段と、そのメリット、デメリットの解説を行いました。

以下に簡単な票としてまとめておきます。

  iTunes iCloud 直接引き継ぎ
メリット    理解しやすく、安定している 手軽かつ、PCを必要としない 手軽かつ、PCを必要としない
デメリット PCが必要、iCloudに比べると操作手順が増える 理解し難い バックアップが残らない

それぞれがどんな人に向いているかざっくりと例を示すと、iTunesの場合、PCを持っていれば全ての人にお勧めできます。一番安定していて、ミスが少ないです。

 

iCloudだと、PCを持っていない人にオススメで、使い方さえキチンと理解すれば一番楽です。

 

直接引き継ぎをお勧めできるのは、バックアップの取り方はキチンと理解していて、簡単に引き継ぎをしたいという方です。

iTunesでバックアップを取る方法をキチンと理解していて、手元にPCがないけど引き継ぎをしたいという時にお勧めです。

この記事を参考にしながらでないと引き継ぎの仕方がわからないという状態の方にはあまりお勧めしません。

もしそれでもこの方法で引き継ぎする場合は、引き継ぎをした後からでもいいのでバックアップの取り方を調べるようにしてください。

 


実践編

それではいよいよ本番です。

ここからは具体的にどのような手順で作業を行なっていくか説明していきます。

ですがその前に全ての移行方法を行う前に必ず確認が必要なのが、Apple純正以外の、App Storeから自分でダウンロードしたアプリのデータ移行です。

アプリによっては紹介してきた移行をすれば自動でデータ移行されるアプリもあるのですが、物によってはアプリ内での設定が必要なものがあります。

また、SuicaやクレジットカードなどをApple Payに登録して使っている場合も個別に設定が必要な場合が多いです。

作業を始める前に自分の使用しているアプリをどのように引き継ぎするのか確認しておくか、引き継ぎが終わってからアプリ内にデータが残っているか確認してください。

また、個別のアプリの引き継ぎ方法まではこの記事では扱いませんので、「(アプリの名前) 引き継ぎ方法」などで必要に応じて検索して調べてください。 

① iTunesを使用する場合

まずはiTunesをPCにインストールします。

これについては「iTunes ダウンロード」と検索すればすぐにAppleのホームページが見つかって、そこからインストールすることができます。

インストールの手順についてはAppleのホームページを確認してください。ダウンロードするページを読めばすぐに理解できると思います。

iTunesがインストールできたら、iTunesを立ち上げて、データが保存されているiPhoneをPCに接続します。その際は充電に使用するケーブルが使えます。

iPhoneを接続すると画面の左上にiPhoneのアイコンが表示されるのでそこをクリックします。

その画面がiTunes上でのiPhoneの管理画面になります。

そこに今すぐバックアップというボタンがあるのでそこをクリックします。

ここからしばらくするとiPhoneのバックアップが作成されるので、終了したところでiPhoneを取り外します。

今度は新しく使い始めるiPhoneをPCに接続します。

すると、自動的に新しいiPhoneへようこそという画面が表示されるので、そこから設定を進めることでバックアップから新しいiPhoneへデータを引き継ぐことができます。

 

② iCloudから引き継ぐ場合

データが保存されているiPhoneの設定を開きます。

設定の一番上に自分の名前が表示されている部分をタップします。

そこがAppleIDの設定画面になります。

次にiCloudという項目があるのでそこをタップします。

そこがiCloudの設定画面です。

次にストレージを管理という項目をタップします。

するとストレージプランを変更という項目があるので、そこをタップして、自分の必要な容量のプランを選択してください。

選択できたら、次はもう一度iCloudの設定画面を開きます。

その中にiCloudバックアップという項目があるのでそこをタップします。

次にiCloudバックアップをオンにます。

するとその下に今すぐバックアップを作成という項目が現れるので、そこをタップして設定を進めます。

初めてバックアップを作成する場合はかなり時間がかかるので、睡眠中などにこの設定をするといいと思います。

元々この設定がオンになっていて、容量が不足していなければ、充電されていて、iPhoneがスリープになって(画面がオフになっている)Wi-fiに接続されているときに自動でバックアップが作成されます。

バックアップが終了したら、今度は新しく使い始めるiPhoneの設定を始めます。

このときiPhoneは工場出荷時の状態になっている必要があります。

工場出荷時の状態であれば、画面をつけると白い背景に各国での言語で「こんにちは」と表示されると思います。

もしデータの引き継ぎをせずに初期設定だけ進めている場合は再度初期化してください。

初期化の手順については「iPhone 初期化」などで検索すれば手順がわかると思います。

言語設定やWi-fiの接続、パスコードなどの設定を進めると、Appとデータという画面にたどり着きます。

この画面にiCloudバックアップから復元という項目があると思うのでそこをタップします。

するとAppleIDにログインするように表示されるので、元々使っていたiPhoneと同じAppleIDでログインしてください。

ログインできればどのバックアップのデータを使用するか選択する画面に移り変わるので、最新の日付のものを選択します。

そこから設定を進めればデータの引き継ぎが完了します。

 

③ iPhoneから直接引き継ぎする場合

これはこの記事を読んでいる人には基本的にオススメできない「わかっている人」向けなので、簡単な説明にとどめます。

元々使っていてたiPhoneのBluetoothとWi-fiをオンにした状態で新しいiPhoneを古いiPhoneを物理的な意味で近づけます。

すると古いiPhoneに引き継ぎを進めるかポップアップが表示されるので、表示された通りに進めていきます。

移行するデータの容量にもよりますが、おおよそ30分から1時間程度で終わるかと思います。

 

以上でそれぞれの引き継ぎ方の手順の解説を終了します。

文章にしてもやっぱり一番複雑なのはiCloudでの引き継ぎであることがわかりますね。

それぞれ一長一短という感じで、どれが最善な方法なのかは人それぞれだと思います。

また、①と②の引き継ぎはバックアップも取ることができるのでオススメですし、特に②はきちんと理解して使うことができれば、毎月数百円かかってしまうものの、自宅にWi-fi環境があれば毎晩自動でバックアップが取られるので、万が一の時を考えても一番おすすめです。

 


番外編

ここまででベーシックな引き継ぎ方法を紹介してきましたが、ここから少し王道を外れた、いわば邪道な引き継ぎ方法を簡単に紹介します。

基本的にオススメしませんし、私はこれらの手段を取ることは絶対にないのでそういうつもりで読んでいただけると幸いです。

① 通信キャリアのサービスを利用する

これは各キャリアによって手順が大きく変わるので簡単には説明できないのですが、引き継ぎを自分でできない人向けにキャリアが親切心で用意しているサービスです。

これらはAppleがそもそも想定した引き継ぎ方法ではないので、オススメできません。

またキャリアのサービスは仕様が大きく変更されたり、そもそも使いにくいものが多く、そういった理由から混乱が生じやすいです。

 

②  USB型の外部ストレージを経由して移行する

これはここ3〜4年ぐらいでよく目にするようになったのですが、iPhoneに直接USBのようなものをつないで、専用のアプリから写真などをUSBに転送し、移行先のiPhoneへも専用のアプリから転送するというものです。

これも一見便利に見えるのですが、この方法で引き継ぎをすませると、iTunes上では全く関係のないiPhoneとして認識されるので、後々を考えるとややこしくなってくるのでオススメはしません。

 

③ そもそも移行しない

これはここまでの記事と相反する内容なのですが、人によってはいちいち移行しないで使っているという方もいらっしゃいます。

個人的には正直いって意味不明なのですが、確かに重要な写真はインスタやツイッターに上がっていたりするのでそういう意味では必要ないのかもしれないですね。

ただ、こういった使い方をしていると、スマートフォンを使用する上での知識やスキルが全く身につかないので、絶対にお勧めしません。

難しいなと思っても諦めずにぜひ使いこなせるようになってください!

 


使わなくなったiPhoneの処分は?

データの移行が済めば残ったiPhoneは使用しなくなってしまうと思います。

手元にずっと残しておいてもいいですが、使わずにおいていてもバッテリーが劣化して充電できなくなってしまったり、バッテリーが膨らんで最悪発火する可能性もあるのでもし使う予定がないのであれば手放してしまった方がいいと思います。

各キャリアで下取りを行なっていたり、Apple Storeでも引き取りをしてもらえます。

あるいは当店のような第三者の買取業者であったり、メルカリやヤフオクなどでも売却できるので検討してもいいと思います。

ちなみに当店は川崎市役所のすぐそばでiPhoneの修理だけでなく買取も行っているので、お近くの方は是非お問い合わせくださいね!

 


終わりに

ここまでiPhoneのバックアップのあれこれについて紹介しましたが、ご理解いただけたでしょうか?

もしまだわからないことがあったり、知らない言葉が出てきたという方は謎を謎のままにせず必ず解決するようにしてください。

誰でも最初は初心者でわからないことだらけですが、使えるようになろうと思えば必ず使いこなせるようになります。

少しでも参考になっていれば幸いです。


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