iPhoneの掃除の仕方


「ホームボタンが効きづらくて使いづらい……。」

「充電の差し込み口になにか詰まっているのか、充電器が奥まで入らない。故障?」

 

iPhoneを1年ほど使っていると、経年変化によるちょっとした不具合が増えてきます。

機種変更や修理を検討するほどでもない、小さな悩み。

でも、身近にあるものや簡単に購入できるもので直るかも!

ということであれば、試してみたくはありませんか?

本項目では掃除の仕方についてご紹介します。


簡単なお手入れを1週間に一度でも行っていただければ、長い間新品同様のiPhoneを保てます!

 

用意していただくのは乾いた歯ブラシエアダスターウェットティッシュ綿棒

以上の4つを使い、これからご紹介する5つのチェック項目を手入れしましょう。

エアダスターは家電量販店でPC周辺機器・手入れ用品として1000円以下で販売していると思います。

手の届かない部分の埃掃除に役に立ちます。

尚、水気のあるものを手入れ用具として使いますので、くれぐれも本体を完全に濡らさないように注意してください。

歯ブラシも必ず乾いたものを使ってください。

チェック項目(1):Dockコネクタ


普段ポケットや鞄の中に入れっぱなしにしていると、その中にたまっているホコリがそのままiPhoneに詰まってしまうということがよくあります。

使って1ヶ月、2ヶ月と経つごとにそのホコリも湿気を含み、汚れ始め、次第に固まってしまい簡単に取れなくなってしまいます。

お手入れをしてあげる場合、まずDockコネクタを見てみてください。

この部分が最も埃がたまりやすい部分です。

壊れると非常に困る箇所でもあります。一番最初に掃除しましょう。

 

左の画像は使用から半年以内のiPhone4Sです。

本体色は白のため、Dockコネクタの中も同じく白。

そのため中のホコリやゴミが目立ちます……。

こういった細かいゴミが、将来的に故障を引き起こす可能性があります。

iPhone4・4Sの場合、使い続けるとホームボタンの効きが悪くなったり、押し心地が変わってしまったりという故障がよくありますが、これはホームボタンがDockコネクタを大本にして動作していることが起因しています。

要はこの箇所に埃やゴミがたまりやすいため、水気を含みやすくなってしまい、ちょっとした汗や湿気だけで「浸水状態」に陥ってしまうというわけです。

この状態が続けばホームボタンケーブルが劣化により反応が悪くなるだけでなく、最悪Dockコネクタの故障により充電できなくなってしまう恐れもあります。

手入れ方法

歯ブラシとエアダスターを使用します。

まずエアダスターをコネクタに向かって吹きかけます。これで最近入ってしまった埃は吹き飛びます。

次に、中に残っている古い埃を取り除くのに、歯ブラシを使います。

長く残っていた埃は固まってしまってかなり取りづらいと思われます。

柔らかい歯ブラシだと取りきれないことがありますので、その場合は少し毛の固いものを使用してください。

再三繰り返しますが、コネクタの内部に直接ブラシを入れます。

必ず乾いたものを使用してください。

歯ブラシで埃の固まりを取り除いたら、最後にもう一度エアダスターを吹きます。

これで細かく散らばった埃を完全に吹き飛ばすことが出来ます。

奥の浸水判定シールが見えればOKです。

チェック項目(2):ミドルフレーム(周囲の銀のフレーム)


小さな隙間や窪みに汚れはたまりやすいです。

普段ケースをつけた状態でiPhoneを使用していらっしゃる方は、 側面部分への傷や汚れが残ってしまうことが多いようです。

特にマナーボタンとボリュームボタンの隙間にはゴミが残りやすいため、膠着した汚れのせいでボタンが押しづらくなっていることも多々あります。

これらの部品は内部からネジ止めを施してあり、この部分から直接液体の混入してしまう可能性は非常に低いと思われます。しかし頻繁に操作する部分であるため、何らかの形で埃の固まりが内部に侵入し、悪影響を及ぼしかねません。

マナーボタンを何度か動かしてみて、動きが悪いと感じられた方は、特にこの部分の掃除をしっかり行ってください。

 

また、側面にある銀のフレームはベゼルフレームという部品にあたり、iPhoneの基板や部品を乗せている『土台』の役割を果たしています。

同時にこの部分がアンテナとして機能しているため、周囲が汚れていたり、損傷により一部が飛び出ていたりすれば、電波感度悪化の原因となっている可能性もあります。

手入れ方法

ウェットティッシュと歯ブラシを使用します。

フレームをウェットティッシュで磨きます。汚れの固まりがあると一度では綺麗になりません。固まって取りづらいところは何度かこすり、汚れを取りやすい状態にしてください。

次に歯ブラシを使い、マナーボタン・ボリュームボタンの窪みに詰まっている埃を取り除きます。汚れが蓄積されているとなかなか取れず、ボタンも動かしづらいと思われます。その場合はほんの少しだけウェットティッシュを使って歯ブラシを湿らせると、埃が浮き、手入れがしやすくなります。

ボタン以外も、フロントガラスとバックプレートの周り、つまり銀のフレームと前後ガラスの際の部分に埃はたまりやすくなっています。

その部分も重点的に手入れしましょう。

チェック項目(3):イヤースピーカー


通話の際、相手側の声が小さく聞こえることはありませんか?

その場合イヤースピーカー部分へ埃がたまっている可能性があります。画像のお客様は画面に保護ガラスを貼り、全体に覆い被せるケースをつけていらっしゃったので、かなり埃がたまっていました。

下部スピーカー・マイクもこの部分と同じようにメッシュで保護されています。このメッシュは2重構造で、表面の銀色のメッシュと、埃混入防止のきめ細かいメッシュに分かれています。

そのため基本的に内部に細かいゴミが混入することはないですが、その代わりメッシュの隙間に埃が詰まってしまうため、サウンドのトラブルを引き起こす場合もあります。

そして長年使っているとメッシュの汚れが茶色く変色し、見た目としても悪くなってしまいます。

汚れやすい部分ではあるので、こまめに点検が必要です。

手入れ方法

歯ブラシを使い、埃が取れるまでこすります。

ガラスの溝の際(メッシュとガラスの境目)の埃はかなり取り除きづらいので、ブラシの先を使って上手に掃除しましょう。

一通り磨き終わったら、エアダスターを吹きかけて細かい埃を飛ばしてください。

チェック項目(4):イヤフォンジャック


画像を見ていただくとお分かりかと思いますが、イヤフォンの底が黒いです。

本来イヤホン・ドックコネクタは本体色と同じ色です。このiPhoneの底は……黒いです……

このような状態ですと、埃が詰まってしまってイヤフォンが奥まで刺さらなかったり、きちんと認識しなかったりという不具合に直結します。

そして画像中、イヤフォン差し込み口のすぐ下にある小さい穴は集音マイクと言われる箇所になります。

こちらはメインマイクとは別に、ノイズを取り除く役割をしているマイクです。ただ、見ていただくとわかる通り非常に穴が小さいので、簡単に塞がってしまいます。知らず知らずのうちに通話の音質が下がっている可能性もあります。

手入れ方法

エアダスターで大きな埃を飛ばします。

差し込み口内部が汚れている場合、綿棒を中に入れて手入れします。

ほんの少しウェットティッシュで湿らせると、より綺麗になります。

チェック項目(5):ホームボタン周囲


左の画像は保護ガラスを使用しているため、ボタンと保護ガラスの間に段差ができてしまい、埃がたまりやすい環境を作っていました。

せっかく保護ガラスを貼って綺麗な外装になっているのに非常にもったいない限り……。

ホームボタンのデコシールを貼っている人は同様に、周辺に埃が残りやすくなっています。

手入れ方法

本体の電源を切ります。

そしてボタンの上下左右の端をそれぞれ何度か押し込み、汚れを取り除きます。

この部分の埃はフロントガラスとホームボタンの隙間にたまっているため、通常外側からは手入れが出来ません。

ただ、端を押すことにより、収まらなくなった埃を取り除くことが出来ます。

注意点としては、加減なく思い切り押すとボタンの劣化を進めかねないので、ある程度の加減が必要です。

※アイフォンドクターのiPhone掃除の仕方は、「iPhone Magazine」にも紹介されています。


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